バンコクにてスタートアップイベントStartItUp開催 ゲストに500TukTuks

2015年7月18日バンコクのカンファレンスセンターC aseanにてTechSauce初主催のスタートアップイベント「Start it Up」が開催された。“Opportunities and Challenges of Startup’s scaling in SEA”というテーマのもと、バンコク拠点のスタートアップによるピッチ、エグジットを果たしたスタートアップ代表者らによるトークセッションが行われた。

会場内にスタートアップやベンチャーキャピタルが出展するブースが設置され、業界関係者や一般客約400名が来場し大いに賑わった。

トークセッションではゲストスピーカーとして、タイのテックシーンにおける著名人が多数招待され、タイをはじめとした市場の現状、またビジネスチャンスに対するアプローチの仕方といった体験談が語られた。また、グローバルゲストスピーカーとして500 Startups/500 TukTuksの東南アジアマネージングパートナーのKhailee Ng氏とグローバル・ブレインのリージョナルマネージャーのTakashi Sano氏が招待された。

500Startups MR.KhaiLeeNg(Start it up)

500 StartupsのKhaiLeeNg氏

KhaileeNg氏のセッションでは「The Reality of Growth Hacking」というテーマでグロースハッキングを成功させる為に重要な心構えと秘訣が語られ「Hack your own time」・「 Hack your team rythm」・「Systematic&Unsystematic」をキーワードに、過去の起業体験談を述べた。

Takashi Sano氏は「日本の投資家はなぜ東南アジアの市場に注目しているのか?」というテーマのもと、投資家の視点から東南アジア市場に対する考察、また投資家が現地のスタートアップに’対する評価をどのように行っているのかを述べ、バンコクの人材系スタートアップJobTalentsを運営するTalentEx代表の越 陽二郎氏がモデレータを務めた。

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Evergrowはスマホで栽培管理ができるアグテク

イベントの目玉であるピッチではアグリカルチャーテクノロジー(アグテク)の「Evergrow」が見事優勝を勝ち取った。

Evergrowは家庭菜園における煩わしさをテクノロジーで軽減し、基礎知識や経験が無いと育成が難しい野菜の栽培を、テクノロジーキットやアプリケーションを使うことで簡易化させることで、一般消費者への家庭内菜園に対する障壁を低くすることを目的としている。メンバー内には、テクノロジーサイドのエンジニア以外に、レタスやハーブなどの水耕栽培農場の元経営者、農業専門の農学者がおり、本格的なプロダクトづくりがなされている。

最終的には、個人の”地産地消”を増やし、食糧危機という大きな社会問題にアプローチしていくのが狙い。現在はプロトタイプ段階で、ツールキットは359$で販売される予定だ。

将来的には、栽培管理のクラウドサービスを用いて、より利便性の高い野菜の栽培方法を提供する予定。現在でも「スマートガーデン」と呼ばれる、動画をなどを通して自社キットを使った野菜の育成方法に関する指導を行っており行われている。

準優勝者には、レストランの待ち時間をアプリで確認・予約できるサービス「 QueQ」が選ばれた。

審査員には、2015年2月に500 Startupsがタイのパートナーと組んで立ち上げた東南アジア向け投資ファンドの500 TukTuksのMoo Natavudh氏やグローバル・ブレイン代表取締役Yasuhiko Yurimoto氏、バンコクを拠点としてテック系スタートアップに積極的に投資を行う投資ファンドInTouchのThanapong Na Ranong氏といった豪華な顔ぶれが並んだ。

 

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ピッチ出場者と審査委員の記念撮影で幕が閉じた

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